2018.01.30
石仕事について
【長野市S様邸】
何回か仕事風景を使用させて頂いておりますS様邸において、先週からアプローチの工事、させて頂いていました。
玄関までのアプローチの大部分は御影石を使用した幾何学的なデザイン(後日また紹介させていただきます)でした。
しかし、少しアクセントを加えようと、アプローチの起点だけ上の写真のように石を加工し、敷石としました。
そうしてできたのが上の写真のものです。
あまり細々とさせず、大きな石でバシバシ決めて迫力ある雰囲気にしました。
目地は少し広めで1.5~2㎝ほど。
石の存在感を出すために道路から1㎝ほど高くしてあるのですが、自然石なのでどうしても高さの帳尻が合わないところが出てきます。
そういう場合は、びしゃんがけです。
少し高いようなところは、びしゃんという道具で面取りをしてあげます。
上の写真に写っている工具です。
分かりにくいかと思いますが、上の写真の白くなっているところがびしゃんで面を取ったところです。
このように、面取りを行うことで、高いところを目立たなくします。
自然石をそのまま使用すると、どうしてもまっ平でなく、平らな面も多少うねったり歪んでいます。
そういうところが自然石の味であり、良さでもあるのですが、使用する面ではできるだけ機能的でなければいけません。
細やかな気遣いが必要なので石仕事というのは奥が深く、そして面白い仕事なのです。
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