別荘地のような雑木の庭

雑木の庭を意識した別荘地的デザイン

軽井沢にある別荘地をイメージした雑木の庭です。
株立ちのハウチワカエデやエゴノキなど、雑木の庭を代表する木々をふんだんに使ったお庭です。
秋は写真のようにモミジが見事な紅葉になります。
板塀に囲まれているため、外からはどのような世界が広がっているか想像がつきづらいですが、中に入ってみて息をのむような広く、様々な樹木がバランスよく配置された雑木の庭です。

お庭の中心に味のある枕木

地面に視線を向けると気の利いたデザインになっている枕木があります。
味のある枕木を放射状に並べ、おしゃれな雰囲気になっています。
砂利の下は草が生えないようにモルタルで固めてあります。施主様の管理が非常に楽になります。
株立ちの樹木の立派な根元がこの雑木の庭のシンボルツリーとしての存在感を示しています。

雑木の庭の和モダンを象徴する紅葉

春は春らしく、夏は夏らしく、秋は秋らしく、堂々とした雰囲気のモミジです。
雑木の庭に少し和風なイメージをプラスする樹木です。
空を見上げると背の高い木々が立ち、気持ちの良い木漏れ日が注いできます。

雰囲気ある苔が長野らしいお庭を演出

ちょうど良い具合に苔が生えています。
落ち葉とのバランスが非常に素敵な、芸術的とさえ思わせられる景色です。
まるで軽井沢の別荘地の奥深くにある秘密のお庭のようです。
雑木の森は和モダンを基本にし、和洋折衷のデザインにする場合があります。
それは邸宅や環境、施主様の好みなどで微調整するものですが、小森造園の雑木の森は和で使う自然石を多用し、重厚感のある設計にすることが多いです。

長野らしい雑木の庭の景色を目指して

ひとつのお庭で、本当に様々な表情があることに気づかされます。
雨が降った後の雑木の庭は木々の葉からしずくが落ち、地面がキラキラと輝きます。
ひとつの庭がひとつの生命となったかのように息づいてきます。
このような環境の中で日々過ごすことで人間は自然と共に生きていることを実感するのだと思います。