本が読みたくなるお庭

長野市某所にて、

N様邸のお庭を作庭させていただきました。

テーマは「お庭で読書のできる空間」です。

細かいことは置いといてまずはBefore Afterどうぞ！

【Before】

【After】

何もなかったところに緑と石の空間ができました。

中央の空間には読書やお茶会が開けるように平らな石張りを配置。

木曽石を用いた自然石の石張り。ひょうたん形でかたちも愛らしい。

こちらは割栗石を用いたアプローチで、緑の中を通って中央部の石張りへと歩いていくことでができます。

芽吹きの時期なんて木々の変化を見ながら歩くのもオツでしょう！

今回のサブテーマでもある「庭の管理を楽に！」をもとに、庭の一部は砂利で覆われています。

砂利の下はモルタルが塗ってあるため草は一切生えてきません。

長い目を見れば草取りをしなくてよい分、かなり管理が楽になります。

限られた空間の中で管理がしやすいように植木も成長の遅いもの、あるいはあまり大きくならない木をセレクトしました。

ヤマモミジ、アオダモ、ソヨゴ、ジューンベリー、ガマズミ、ヒメシャラ、etc…

ジューンベリーは実をつけるので、私はジャムにしたりして楽しんでいます。

今回のお庭に限らず、家の外環境に投資をするのは非常に重要視されてきています。

コロナ禍において気軽に外出できない。キャンプ場は混みすぎてて、密から避けてきたはずなのにまた密に。

このような状況の中、家から出ずに自然のような環境を体験できる庭は非常に便利なアイテムと言えます。

人は小さな非現実を体験することによってストレスがリセットされます。

お庭で本を読む時間も一つの非現実。

中ではなく外で。樹や花を見ながら木陰でお茶を飲み会話をする。

もっとも身近なお庭という環境を整えるだけで、自分のみならず家族が楽しみや癒しを共有することができます。

私もこんな空間で本を読み、お茶が飲みたい。

そうイメージをし、お庭を作りました。

お庭を充実させるならまさに今です。

ご家族のためにも癒しの空間を実現致しましょう！！

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