窓と庭

長野の夏は早くも秋へと変わる雰囲気を醸し出してきました。

朝は肌寒く、昼間の暑さも命に関わるほどではなくなりました。

今回はお庭と家の窓を結びつけてお話ししようと思います。

まず庭造りをするとき、重要なのは窓からの眺めです。

リビングや客間など対象とする窓はいくつかありますが、施主様が希望する窓から

一番美しく見えるようにデザインをすることが重要です。

トイレからの眺めではありません。

例えば下の写真です。

【長野市Y様邸1】

【長野市Y様邸2】

横から撮った写真も悪くはないですが、庭の世界観というものは見ることはできません。

窓から撮った写真は、庭の世界観や絵としての庭をしっかり捉えることができます。

他の写真も見てみましょう。

【長野市T様邸1】

【長野市T様邸2】

こちらは2枚目の写真でも庭の世界観を見ることができますが、やはり窓から見た景色の方がまとまりがあって美しいです。

このように、庭と窓は切っても切れない関係にあります。

そもそもお庭がなければ考える必要もないのですが、

窓を額縁と見立て、庭を絵のように見て楽しむのもお庭の価値の一つだと思います。

すなわち窓も重要ということです。

とは言っても弊社は建築業者ではないので窓のことまではプロデュースできませんが、

窓からお庭を眺めたい！窓から見えるお庭を絵画のように観賞し楽しみたい！

というお客様は実際にいらっしゃいます。

ちなみに、お庭を作る時は失礼ではありますが、お客様のおうちに実際に上がらせていただいて、窓からの眺めを必ず確認します。

でないとデザインができないので。

お庭、とういか緑のある空間は癒しの場として実用的にとらわれがちですが、

見て楽しむのも一つのあり方です。

あまり外に出られないような方にとってはそういう意味合いも強いかもしれません。

弊社ではお庭のトータルデザインも行なっています。

見て楽しい、触れて楽しい。どこのキャッチレーズかわかりませんが、お庭もそういうことだと思います。ご興味のある方は是非、お客様ギャラリーを覗いてみてください。