2024.01.18
呼吸しやすいお庭、枝がらとバイオネストを合わせた庭造り
こんにちは、スタッフの亘です。
道具や材料が揃い、先月から始めたお宅の造園の再開をすることができました。
今回は、お庭が良い環境になるような施工と、飛石等の設置、そして駐車場となる箇所の砕石敷きを行いました。
まずは土中の気の巡りが良くなるように、竹の筒を利用して複数個所に「通気浸透水脈」を作っていきます。竹の周りに炭や枝などを入れることで菌類や微生物などが過ごしやい環境を作ります。水が浸透し空気が出入りしやすい環境は土の健康の保持に繋がるのでとても大切ですね。
ゆっくりと時間をかけて分解され栄養となるように落ち葉→木のチップの順に撒いた後は、
土が崩れないようにするための枝(し)がらと、落ち葉や木屑の飛散を防止するためのバイオネストを複数作成しました。
「枝がら」は土が崩れていかないように断面を垂直に切り、底面も水平に整え、垂直断面に接するように枝葉を絡めていく手法ですが、
「バイオネスト」は枝やつるを使って鳥の巣のように中側が空洞になるように編んでいきます。
この空洞の中に剪定などで出た枝葉を入れて放置しておくことで少しずつ堆肥に変わっていくんですね。
必要な栄養分となって庭の雑木たちが元気にすごせます様に。
沓脱石や飛石を据える他に、駐車場となる砕石敷きも行いました。
これでぬかるみ易かった地面も安定して駐車できるようになりました。
造園はこれで終わりましたが、雑木林の中を歩いているかのような清々しい気持ちになれるようなお庭に育つように
今後も生育を見守り、お庭の調子が整っていけるように頑張ります!
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