タイサンボクの花

2018.07.17

タイサンボクの花

夏真っ盛りで気温も35度に達する日がザラになってきました。

6月に30度を越えた時は、慣れない体が辛いと言っていましたが、

案外慣れてきたせいかそれほど応えることもなくなってきました。

 

大相撲名古屋場所も、我ら長野県民の期待の星・御嶽海が

単独で全勝(10勝)とこれまた熱い状況となってきています。

 

ところで先日、お客様のところへ消毒に行ったところ、

タイサンボクの花が咲いていました。

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【タイサンボクの花―1】

タイサンボクの花は見る機会が少なく、あまりの美しさに驚きました。

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【タイサンボクの花―2】

 

ここでタイサンボクについて少し紹介します。

 

タイサンボク(泰山木)

北米中南部原産で、明治初期に渡来してきました。

モクレン科モクレン属で、確かにモクレンと似たような大きな花をつけます。

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【ハクモクレンの花】

ただ咲く時期はモクレン(4月ごろ)より遅く、6月下旬~7月上旬であり、

葉の形状もかなり違います。

タイサンボクの葉は10~25cm程で、質は硬く、裏面には色が茶色の毛がびっしりと生えています。

なにより常緑樹です(モクレンは落葉)。

 

また、タイサンボクは20mにもなる高木で、花が下の写真のように上向きにつくので、

下から見ても気付きにくく、家の二階からでないとしっかり見ることができない場合もあります。

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【タイサンボクの花―3】

 

タイサンボクの名前の由来は諸説ありますが、

1.大きな樹に大きな花をつける様を大きな山に見立て、泰山(または大山)の名を当てた

2.花を大きな盃に見立て、大盃木と名付け、それが転じて泰山木となった

などがあります。

 

タイサンボクは大きな樹形に大きな葉、大きな花が特徴の木です。

常緑で冬も葉の見どころが残り、広いお庭や街路樹等に植えられます。

 

今回この花の写真を私の妻に見せたところ、

「花嫁の白無垢のアレみたい!」

と言っていました。おそらく(角隠しでなく)綿帽子のことなんだろうなと想いながら、

人それぞれ感じ方は千差万別なんだなと改めて思いました。

 

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